2015年、あけましておめでとうございます。
元旦=ファーストデーということでベイマックスを観てまいりました。
年末に観たゴーン・ガールの真逆の気持ちになれます。
ググって調べればわかるのですが、原作はMARVELの「BIG HERO 6」という日本メインのアメコミのようなのですが、それをうまくディズニー的に調整して老若男女楽しめる作品に仕上げられたものだと思います。
国内のPRはアナ雪層を掴むためかやたらハートフル路線推しですが、実際の内容はアメコミらしくヒートフル路線です。アニキを失った弟分が赤いロボに乗って天元突破します。
話の流れはディズニーらしく実に王道ストレートですが終始楽しませてくれる展開で、さらには舞台のサンフランソウキョウ(奏京)の表現がすごい良いです。
典型的な欧米人の偏見混じりなチャイニージャパンとは違い、日本の現代風景をしっかり把握したうえで日本文化を誇張させ、少しばかり欧米人に分かりやすいチャイニージャパン表現と欧米文化を混ぜているような印象です。程よくゴミゴミした町並みや日本車らしいデザインの車が多かったり。
話そのものとは関係ないですが、日本モチーフでロボットや科学メインのファンタジーが描かれるというのは、日本はまだまだそうした技術立国として欧米に認知してもらえているのだと思います。こう思ってもらえている日本人としてもっと油断せずいきたいなぁなんて思えました。